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バイクの買取販売を展開するレッドバロンが経営する「那須モータースポーツランド」

那須モータースポーツランドホームページより

1. 那須モータースポーツランドとは?

那須モータースポーツランドは、栃木県那須塩原市にあるサーキット場で、バイクに特化したサーキット場という点が大きな特徴です。施設を運営しているのは、バイクの買取や販売などで全国にチェーン展開している株式会社レッドバロンで、このサーキット場を使ってバイクに関連する幅広いイベントを開催しています。例えば、初心者を対象としたライディング講習会を開催したり、スポンサーが主催する走行会やスポーツ走行、また雑誌の撮影などにも多く使われています。

もともと那須モータースポーツランドは、バイク用アクセサリーを製造販売するメーカーだったクシタニが建設した施設で、建設当初からバイクに特化したサーキット場という位置づけでした。現在では所有権がレッドバロンに変わったものの、バイク専用サーキットという位置づけは建設当初から揺るぐことなく受け継がれています。

那須モータースポーツランドは、普通車なら70台を収容できるパドックや、12区画のピットを整備しているほか、最大180台まで自動タイム計測ができる時計システムなども導入しています。

2. サーキットコースの特徴

那須モータースポーツランドのサーキットコースは、全長1,146メートルの低中速コースがデザインされています。レースの開催ももちろん対応しているものの、公道に近いコースレイアウトとなっている点が大きな特徴で、そのために初心者のライダーでも違和感を感じることなくバイク走行を満喫することが可能です。

サーキットコースの中には、大小の切り替えしが求められるヘアピンカーブや、2本のストレートコースがほぼ直角の1コーナーで接続されている箇所など、テクニックが求められる見どころスポットも複数あります。そのため、ただ初心者がバイク練習のために利用するだけではなく、ツーリングに向けた練習や、スキルアップのための練習をしたいライダーなどにも高い人気があります。

那須モータースポーツランドは、コース全体がフラットです。勾配は最大のものでも4%とそれほどきつくありません。カーブやコーナリングの最小は15Rとタイトなカーブはあるものの、緩い所では125Rなので、テクニカル面で自身がないライダーに大きな安心感を与えてくれます。

3. バイクのレンタルも可能

那須モータースポーツランドでは、多種多様なサーキットバイクをレンタルすることもできます。サーキット用車両を持っていない人でも、那須モータースポーツランドならレースの迫力や醍醐味を堪能できるのではないでしょうか。レンタルされるバイクには、国産メーカーのものから外国車まであり、価格もリーズナブルに利用できます。

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