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あえてレトロさを維持している点が人気のバイク「クラシック」

モデルは1900年代

バイクのモデルは、時代の変化とともに最先端のスペックやテクノロジーなどが満載されたものが人気ですが、クラシックタイプのバイクは、1900年代の後半に作られていたレトロな姿をモデルとした外観となっているのが特徴です。それぞれのスペックは、あえて最先端のものは使用せずにベーシックなものに抑え、レトロ感を高めています。クラシックやレトロなスタイルが好きという人にとっては、たまらなくおしゃれなバイクになりますが、最先端な見た目が好きという人にとっては、あまり刺激されないことも多く、好き嫌いがはっきりと分かれやすいタイプなのかもしれません。

クラシックバイクの特徴は、なんといっても現代にない希少で素敵なデザイン。街中を走ると最新スーパースポーツやネイキットよりも目立ってしまう場合もあります。デザインはシンプルで、フラットなシートで座りやすく、二人乗りもしやすいという点や、メンテナンスがしやすくて燃費も良いからランニングコストがそれほどかからないという点などがあります。扱いやすい車格や希少なデザインの中でも、そしておしゃれな雰囲気を残している点が、人気の理由となっています。取り扱いやすいという点では、女性ライダーからも人気が高いモデルです。

パフォーマンスはどう?

一昔前のクラシックバイクは、最先端のパーツやスペックを使用していないベーシックかつスタンダードな作りになっています。そのため、走行した時の振動やブレは他のモデルに比べると大きめですし、ボディも軽量化を重視していないのでスッキリしたデザインでも意外と重く、爽快さを感じにくいというデメリットもあります。また、エンジンを始動するセルモーターが搭載されていないモデルも多いため、エンジン始動はキックペダルでスタートしなければいけないものあります。車種や年代により異なるので注意しましょう。

また、速く走るというスペックも、生産当時は速かったのかもしれませんが、それもずいぶん昔の話。現代のバイクに比べると速さや操縦性の次元が違います。

どんな人におすすめ?

クラシックバイクは、一昔前のマシン。ラシックバイクは現代のバイクのように、「壊れない」「早い」とは縁遠い車種も多いので、こまめなメンテナンスをしてマイペースで所有でききる方にお勧めかもしれませんね。「観て愉しむ」とゆうのもクラシックバイクの愉しみ方の一つでしょう。

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