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筑波サーキットのコース1000の特徴、魅力とは?

安全性を重視しつつもサーキットを走る醍醐味を味わうことができるコース

コース1000とは筑波サーキット内にあるコースの一つで、コース2000が本格的なレース・ライディングを楽しめるコースとなっているのに対して、こちらはより安全性を重視し、レースの初心者でも安心して運転できる環境となっているのが大きな特徴です。

そんなコース1000の特徴としてまず挙げられるのが、オールフラットであること。起伏がないため安全性が高いだけでなく開放感を味わえるのもポイントです。しかもストレートも長めに設定されているほか高速コーナーを擁しており、安全でありながらも「サーキットを走る」醍醐味をたっぷり味わうことができます。

2輪、4輪どちらも利用可能ですが、2輪に関してはポケットバイクからミニバイク、ビッグバイクまで利用可能、4輪もカートからフォーミュラカーまでオールラインドで利用できるのもこのコースの大きな魅力となっています。

ポケバイを中心に子供が走る機会も多く、観客席から保護者やコーチがすべてのコーナーを見渡しながらレース・走行の状態を確認できる作りになっています。

 

コース1000で走行するのに必要なこと

このように安全性が重視された筑波サーキットコース1000ですが、もちろん誰でもすぐに走行できるというわけではありません。いくつかの条件をクリアして走行するための資格を満たす必要があります。

まず所定のライセンスを取得していること。筑波サーキットのコース1000専用の2輪ライセンス、コース2000の2輪用の筑波ライセンス、そしてコース2000のファミリー限定のライセンスのいずれかが対象となります。

それから年齢。先述したように子供・未成年者が走行する機会も多く、16~17歳の場合は親権者か成人に達した同伴者が必要です。16歳未満の場合も同様ですが、同伴者が保護者ではない場合には成人に達した同伴者への委任状が必要になります。

 

コース1000の魅力とは?

もともと「東コース」と呼ばれており、おもにカートで使用されてましたが、2001年に大規模な改修が行われたことで現在のようなオールラウンダーなコースになりました。そして先述した特徴に加えて短いコースでありながら高速を出すこともできる点、その際にアクセルを思う存分踏み込む快感を味わうことができるのも魅力です。そのうえで視界も開けて安全に走行しやすい。初心者か中級者のライダーが、バイクを走らせる喜びを味わえる環境が整った魅力的なコースとなっているのです。

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