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筑波マイスタートロフィーとは?

2022年からスタートしたレース

筑波マイスタートロフィーは筑波サーキットで6月に開催されているレースのことで、2022年にスタートしたばかりのまだ新しい大会でもあります。「マイスター(職人)」という名前が付けられており、運転だけでなくカスタマイズも含めた腕自慢のライダーが集まる大会となっています。

全日本ロードレース選手権では開催クラスが減少しており、それに代わる大会のひとつとして新たに作ったものではないか、とも言われています。サーキットの魅力をアピールしつつ、アマチュアが参加できる楽しい大会、とも言えるでしょう。

 

筑波マイスタートロフィーの概要

この筑波マイスタートロフィーでは、「マイスター600」「マイスター250」の2つがアマチュア向けのメインのクラスとして用意されているほか、さらに同日開催の形でMFJ全日本ロードレース選手権も開催されます。つまりプロとアマチュアのレースの両方が同日に開催する形となっており、観戦する側にとってもいろいろな形のレースを楽しめる仕組みとなっています。こうしたプロ・アマチュア両方の熱戦が展開される点も同大会の魅力です。

このマイスター600、マイスター250のほかにも子供向けのポケバイのレース「Pocket Bike Race Exhibition in TSUKUBA」、さらに還暦を超えた60歳以上のライダーを対象にした「OVER 60 Kid’s」というレースも行われます。こうしたさまざまなレースで間口を広く用意して、いろいろな人達がレースを楽しめる環境を用意しているのも筑波マイスタートロフィーの大きな特徴と言えるでしょう。

レースはマイスター600、マイスター250ともに31.05kmに設定されている一方、先述したOVER 60 Kid’sは24.84km、プロの全日本J-GP3のレースでは51.75kmに設定されています。

この大会のもうひとつの特徴は、幅広いマシンが参加可能なことです。改造範囲も広く設定しているため、冒頭で触れたようにカスタマイズのマイスター(職人)が腕によりをかけたバイクで参戦する、といったケースも多く、ライダーのテクニックだけでなくバイクの性能を試す機会としても楽しい大会となっています。

まだ歴史が浅いこともあり、これからどれだけ人気を高めていくのか注目される大会と言えるでしょう。今後筑波マイスタートロフィーが同サーキットを代表する注目イベントになるかどうか、期待したいところです。

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