1. スパ西浦モーターパークとは?
スパ西浦モーターパークは、2007年にオープンしたサーキット場で、他の施設と比較して比較的新しいという特徴があります。他のサーキット場のコースと比べると、全長が1,561メートルと長めのコースが確保されており、中京圏では今後モータースポーツのレースにおいては重要な拠点となることが期待されています。
スパ西浦モーターパークは、愛知県の蒲郡市にあります。これは西浦半島から三河湾へ突き出している三河湾国定公園の中に位置しているシーサイドサーキット場となっています。シーサイドサーキット場は全国的にも珍しく、サーキット場から楽しめる眺望も、多くの観客に人気があります。
このサーキット場は、JAF(日本自動車連盟)とMFJ(日本モーターサイクル協会)によって公認されています。難易度は比較的低めで、初心者でも安全を確保してレースを楽しめるサーキット場と言えるでしょう。サーキット場の敷地面積は決して広大な土地を確保しているというわけではないものの、限られた敷地の中に多種多様なコースを接地することによって、初心者から上級者まで多くの人が楽しめるコースをラインナップしています。
2. 貸し切りにも対応するサーキット場
スパ西浦モーターパークは、ただモーターレースが開催されるだけの場所ではありません。サーキット場ではライセンスを発行しており、講習会を受講すればライセンスを取得し、サーキットでの走行が可能となります。ライセンスの講習会は無料なので、足を運べる多くのライダーに活用されている点もまた、スパ西浦モーターパークの大きな特徴と言えるでしょう。
ただし、スパ西浦モーターパークは国定公園に位置しているため、騒音に関しては厳しい制限が課せられています。これは愛知県と環境省が規定する騒音規制によるもので、サーキットを利用する利用者全て及びイベントのすべてが守らなければいけないルールとなっています。
なおスパ西浦モーターパークは、公式ホームページから事前に申請すれば、個人が貸切ることも可能です。いつでも自由に貸し切れるわけではないものの、レースチームが施設を貸し切って練習に集中するケースは少なくありません。
3. 1コーナーが左回りのコース
スパ西浦モーターパークは、国内のサーキット場では比較的珍しく、1コーナーが左回りとなっています。コース全体は平坦で、高低差はほとんどありません。しかし立体交差点への3コーナーは下り坂で、スピードとコーナリングを楽しめる名物スポットと言えます。
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