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高速道路走行時に知っておきたいバイクテク

バイクで高速道路を走行する場合に気を付けたいことがいくつかあります。ここでは高速道路を走行する際に知っておきたいバイクテクを紹介します。

バイクテク1;高速道路走行の準備

高速道路は道路交通法の規定により、排気量125cc以上のバイクでしか走行できません。高速道路を走行するためには、125cc以上をクリアしなければいけません。高速道路に入る前に、ガソリンが十分タンクに入っているかを確認しましょう。一般道以上に、高速道路では補給が難しくなります。事故防止のため、タイヤの空気圧が適正な状態になっているかを確認しましょう。積載物はしっかり固定されているか、確認してください。長距離を移動することから、天候の変化が起こる可能性もあるので、雨具の用意が必要です。高速道路を走行する場合、風が強く普通のヘルメットでは目が開けられなくなるなど問題が生じる可能性が高いので、必ずフルフェイスのヘルメットをかぶりましょう。

バイクテク2:走行時の基本

車間距離を詰めすぎてしまうと、追突事故を起こす危険性があります。また、適度に距離を取ることで先読みをして、緊急事態への対応が取りやすくなります。前の車両のバックミラーの範囲内を確保しましょう。まっすぐ走っているつもりでふらつく「ラインムラ」や、一定速度で走行しているつもりでも、時速10km前後の幅で速度が上下してしまう「速度ムラ」にも注意が必要です。肩・腕の力を抜き、視点を遠くに置くと、スロットルやラインが一定した走行がしやすくなります。

バイクテク3:車線変更の基本

急に車体をバンクさせて車線変更を行ってはいけません。ウィンカーを早めに点灯して緩やかに車線変更することを心がけましょう。ウィンカーのキャンセルは遅めにして、後続車両に意思表示をしっかり行いましょう。雨の日の走行などでは、急な車線変更によるスリップを原因とする重大事故発生の事例が後を断ちません。車線変更は余裕をもって緩やかに行うことを心がけましょう。

バイクテク4:トラックに関する注意点

トラックは視界を塞がれるため、後方を走るのは危険だと思われがちですが、実は前方を走行する方が大きなリスクを伴います。トラックは急ブレーキを苦手としており、万一トラックの前方で転倒などしたら追突される危険性が高くなります。積載物の落下についても注意が必要です。一見空荷に見えても、ロープやポリバケツなど、荷台に残っているものが飛んでくる可能性があります。

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