レンタルバイクを使えば初めての人でも気軽に始められるモトクロスレースですが、ある程度本腰を入れて始めるなら、自前で揃えておきたいものがけっこうあります。そこで、これからモトクロスレースに挑戦したいという方のために必要なものを紹介しましょう。
モトクロスレース専用のマシン
まずは何といっても肝心のモトクロッサーが必要です。街のバイク屋さんにもオフロード仕様のバイクは売っていますが、一般に販売されているバイクは公道を走るためのものですのでモトクロスレースにはふさわしくありません。モトクロスレースに特化したモトクロッサーを購入しましょう。新車でも安ければ25万円ぐらいから手に入るので頑張れば手が届くはずです。なお、さらに安い中古車もありますが、モトクロッサーはかなりラフな乗り方をするマシンですので、安全性を考えると初心者の方には新車の方がおすすめです。
モトクロスレース場までマシンを運搬するための車
モトクロッサーは、モトクロスレース仕様で余分な部品を取り払っているので、ウインカーやライトなど公道を走るための部品が付いていません。つまり、モトクロッサーでは公道を走れないということです。そのため、モトクロッサーを運搬するための車（トランスポーター）も用意しなければなりません。
これから新しく用意するならハイエースがおすすめです。ハイエースは荷物の積載性に優れており、後部座席を折りたためばモトクロッサーが十分に入るスペースがあります。なお、モトクロスレースのコースは山の中にあることが多く、そのうえ、モトクロッサーを積むため、車外も車内もどうしても汚れやすいです。ですので、綺麗な新車を用意する必要はありません。中古車なら50万円以下でも見つかるでしょう。
モトクロスレースにはプロテクターが必須
モトクロスレースにはプロテクターが必須です。ヘルメットやゴーグルをはじめ、肘と膝のプロテクター、またブーツやボディアーマー、そしてグローブなど、揃えておきたいものがたくさんあります。全部揃えると安くても10万円ぐらいかかりますが、自分の身を守るための大切な装備ですのでケチらずに新品で揃えましょう。
他のモトクロスレースに必要なもの
モトクロスレースでは必要なものはすべて自分で持ち込みますですので、基本的な工具、空気入れ、潤滑油、ガソリン専用のタンクなども揃えておく必要があります。ほかにも、外で使える折りたたみの椅子や、手や顔を洗うのに使う水用のタンクなど、あったほうが便利なものがいくつかあります。モトクロスをやっている知り合いがいる場合は、揃えておいた方がよいものをアドバイスしてもらいましょう。
(2019年現在)