茨城県稲敷市にある本格的なモトクロスコースが「MX408」です。首都圏中央連絡自動車道の稲敷インターチェンジの出口から、車でわずか5分というアクセスの良いコースで、東京からなら1時間半もかかりません。バイク好きなら誰もが一刻も早くコースに到着して練習したいと思うものですから、一般道を延々と運転しなくてもよいMX408は、行き帰りのストレスがなくてありがたい存在です。
本格的な練習ができるモトクロスコース
MX408は、海外のヘルメットやウェア、ゴーグルなどオフロードバイク用品を輸入販売するウエストウッドが運営しています。ダートスポーツ誌にも広告を出しているモトクロスファンにはお馴染みのウエストウッドですが、そのウエストウッドが運営に携わっているだけあって、MX408のコースはかなり本格的です。
まず、地質がこげ茶色のまさにモトクロスに適した土を保っており、かなり費用と時間をかけていることがわかります。また、コースの内容は全1.4kmで、スタートから3コーナーまでのコース前半部は幅が広くアクセルをしっかり全開にできるレイアウトです。ハイスピードの走行も可能で、ライン取りも豊富に選べるため、目的に合わせた走行練習ができるようになっています。
コース中盤からは傾斜などもあり、テーブルトップやフープスセクションなども楽しめます。ジャンプのセクションはライダーのレベルに合わせて大小大きさを変えて設置しているので、初心者でも安全にジャンプの練習ができます。
また、こちらのコースは関東に多いハードパックの路面ではなく、全天候での走行が可能な路面になっています。ミニサイズでもフルサイズでも走行可能です。混雑具合によっては、排気量やレベルによってクラス分けを行うため、初心者でも安心して練習できます。
駐車場等の設備も充実
MX408は150台を収容可能な駐車場を備え、パドックには水道、トイレ、自動販売機などの設備も完備しています。マシンが汚れた時はコイン洗車機もあるので便利です。
事前に注意しておくこと
MX408では、定休日は水曜日と木曜日ですが、コースが走行できるのは土曜日、日曜日、祝日のみです(祝日が定休日と重なる場合は休業)。レースなどのイベントが開催されている時も走行できません。また、こちらでは音量規制もあります。2mMAX方式による測定で112db以上だと、たとえ純正マフラーでも走行できないので注意してください。
(2019年現在)
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