YAMAHAのレーシングモデルの中でも代表的な車種として見逃せないのが、『YZF-R1M』と『YZFーR1』でしょう。『YZF-R1M』と『YZFーR1』のキャッチコピーとして「サーキット最強」というものがありました。その名の通り、『YZFーR1』は数多くのレースを制してきて、モータースポーツファンの間では広く知られています。
幾多のレースを制してきたYAMAHAの代表的車種
『YZFーR1』はベースモデルになりますが、こちらの実績は輝かしいものです。2015~18年の鈴鹿8時間耐久ロードレースを4連覇しています。また全日本ロード選手権も4度の優勝を誇っています。まさに無敵のバイクといっても過言ではないくらいの成績を収めています。ちなみに『YZF-R1M』とは、YZF-R1の上位機種という位置づけです。足回りに違いが見られ、R1では機械調整式のサスペンションを使っていますが、一方R1Mは電子制御式サスペンションを採用しています。
見た目にも若干の差別を設けています。R1Mにはドライカーボンがあしらわれています。一方ベースモデルのR1はプラスチック樹脂のカウルが装備されています。このように若干の違いはありますが、『YZF-R1M』と『YZFーR1』はいずれも十分な走行性能を持っています。
効率的なエンジンパワーの引き出し
YAMAHAの『YZF-R1M』と『YZFーR1』のエンジンパワーを見てみると、最高出力は200PS/13500rpmでトルクは最大113N・m/11500rpmといったスペックです。しかし非常に扱いやすいと評価されています。バルブやオイルシステムの改善に力を入れていて、レースで高回転で回してもパワーロスの起こらないように仕上がっています。ですから効率的にエンジンの持つパワーを引き出すことに成功しています。
特に2020年モデルの『YZF-R1M』と『YZFーR1』はエンジン面でかなりの進化が見られます。どの回転域でも扱いやすいですし、回転域を変えるときが非常にスムーズで乗り心地がいいです。こちらのアクセルの踏み方にも素直ですぐに反応してくれるのでストレスなく運転できます。しかも燃費についてもこれまでのモデルと比較して、かなり上がっています。ガソリン代が上昇している2023年現在、燃費効率がアップしたのは大きな魅力といえます。
こちらのヤマハのモデルは、操作性に優れているといえます。レースだけでなく、ツーリングをするのにうってつけのモデルといえるでしょう。
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