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V型エンジンへのこだわりが見られるDUCATI 『PANIGALE V4』(パニガーレV4)

Ducati Motor Holding S.p.A のホームページより

ドゥカティはイタリアのブランドとして、日本でもファンの方は多いでしょう。ドゥカティはいろいろなブランドをラインナップしていますが、その中でも共通の特徴としてV型エンジンへのこだわりが有名です。DUCATI 『PANIGALE V4』(パニガーレV4)はフラッグシップモデルでV型エンジンもしっかり搭載されています。

DUCATI 『PANIGALE V4』(パニガーレV4)のエンジン

DUCATI 『PANIGALE V4』(パニガーレV4)のエンジンは「デスモセディチ・ストラーダレ」という名称のものが使われています。「デスモ」がデスモドロミック、「セディチ」が4気筒×4バルブで16、「ストラーダレ」が公道向けという意味があります。レースシーンだけでなく、普段乗りにもしっかり対応しているのが特長の一つです。

エンジンの中でも注目してほしいのが、逆回転クランクを導入している点です。通常エンジンは、ホイールと同じ方向に回るようにしています。しかし文字通り逆に回転するのが特徴です。ホイールは前に回転するのに対し、エンジンのクランクは後方に回る仕組みになっているわけです。こうすることで、ジャイロ効果を相殺するのが狙いとみられています。

逆回転クランクにすると、アイドラギアによる損失が発生してしまうというリスクはあります。しかしそのリスクを背負ったとしても、逆回転クランクには大きな効果が期待されているとみられています。

2022年型は走りがスムーズに

最新の2022年型のモデルを見てみると、足回りの進化が顕著です。まずサスペンションとして、電子制御式のオーリングサスを採用しました。またトラベルを従来モデルと比較して5mm増加しているのも大きな特徴の一つです。NPX25/30という最新鋭のフォークを採用することで実現が可能になりました。その結果、今までよりも足回りの動作がスムーズです。コーナリングするときに、その実力はいかんなく発揮されるでしょう。

レースにおけるノウハウを反映

最新モデルですがマフラーを改良することで、馬力が215.5psと従来モデルと比較して1.5psパワーアップしました。一方でトルクは中低域で厚みが増しています。さらに走行性能の部分で見逃せないのが、スイングアームピポット位置を4mmかさ上げしたことです。こうすることで、加速をしたときに挙動が乱れる心配が低減しました。安定した姿勢で運転できるのは魅力といえます。

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