【茂原ツインサーキットの特徴】
茂原ツインサーキットは、千葉県茂原市にあるサーキットです。有限会社茂原ツインサーキットが運営していて、このサーキットを専門とする企業です。名称からも分かるように、このサーキットには二つのコースが設けられています。西ショートコースは、1周が700メートルとなっていて、主にミニバイクやモタード、レーシングカートなどのミニサイズのマシンで走行するためのものです。定期的にSLレースが開催されていますが、こちらの西ショートコースにて実施されています。
東ロングコースは、全長が1,170メートルあり、幅員は10メートルから19メートルと本格的なコースです。ここでは、全日本カート選手権も実施されていて、本格的なレースの開催頻度も高いです。全日本カート選手権が開催されるサーキットの中では、全国で2番目に全長があるため、走りがいのあるサーキットとして人気が高いです。また、幅員が広めに取られているということもあり、ドリフト走行会などでもよく使われていて、幅広い層に愛されています。
もう一つの特徴は、アップダウンが結構激しいということです。一番大きな高低差が見られるところでは、9メートルもの差があります。しかも、最終コーナーから第2コーナーにかけてのアップダウンとなっているため、レースが一気に動きやすい状況を作りだしてくれます。
また、S字コーナーの作りも特徴的で、縁石が独特の配置と形状をしているのです。そのため、特にバイクでは縁石にヒットしないようにしないと、転倒やはじかれてバランスを崩す原因となります。ライダーの腕前とセンスが問われるところで、高度な駆け引きができるのが魅力です。
【茂原ツインサーキットでの走行イベントについて】
茂原ツインサーキットは2つのコースがありますので、多彩なイベントが開催されています。東ロングコースでは本格的な走行会やレースが多く開催されていて、バイクの場合はロードレーサー系のタイムアタックがよく実施されています。また、サーキット走行を始めて間もない方への講習会や体験イベントなども定期的に実施されています。
西のショートコースは、もっと気軽な感じでのイベントも多く実施されています。モタードでのエンジョイレースなどもあって、思い思いに走りを楽しめる機会となります。たまに、4輪や2輪のレンタル走行会が開催されることがあります。最新のマシンやプロによってチューニングされたマシンに乗れるチャンスがあり、人気が高いです。
CATEGORY : 記事