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本格走行を楽しめる袖ヶ浦フォレストレースウェイ

袖ヶ浦フォレストレースウェイホームページより

【袖ヶ浦フォレストレースウェイの概要】

袖ヶ浦フォレストレースウェイは、千葉県袖ヶ浦市にあるサーキットです。運営しているのは株式会社遊ふぎ利で、2009年に営業を開始しています。このレーシングコースの全長は2.436kmあって、全部で14のコーナーが設けられています。本格的なレースにも対応できるよく整えられたコースと、戦略が問われるコーナーの作りが特徴的です。観客席も含めた総収容人数は2,000人ほどで、さまざまなイベントを開催することができます。

袖ヶ浦フォレストレースウェイは、FIAのサーキット規格をクリアしていると共に、JAF公認のコースということもあって、本格的コースとしての評価が高いです。大きな観客席スペースを作っていないので、全日本レベルのレースは行われたことはありませんが、コース自体はそのレベルに合わせたものです。都心からも行きやすい距離と場所にあるということで、本格サーキットを誰でも体験できる場所として人気があります。

実際にいろいろな団体が主催する草レースや走行会、自動車メーカーが行う試乗会などでも使われています。こうしたイベントを成功させるための設備も充実しています。35ものピットが用意されていて、高性能の区間タイム計測装置や周回タイム計測装置が設置されています。タイムモニターも見やすい位置にあり、みんなで楽しめるのが特徴です。コースポストも15も設けられいて本格的ですし、遠隔操作できるカメラもたくさん設置されているため、メディア向けのイベントでも重宝されています。

【袖ヶ浦フォレストレースウェイでのスポーツ走行について】

袖ヶ浦フォレストレースウェイでは、本格的なサーキットということもあって、スポーツ走行のイベントがかなり多いです。4輪も2輪もどちらも毎日のように走行会が予定されていて、いろいろな団体が参加しています。土日祝日などには、キッチンカーが出店してお祭りのような雰囲気も出て楽しめます。

バイクのスポーツ走行会では、125cc以上の市販車を使うことができ、オンロードスタイルに限定されています。レーサーやスクーナーなどは使用できません。必要となる装備としては、フルフェイスヘルメットが必須となっています。また、基本的にレザーのレーシングスーツを着用し、レーシングブーツとグローブを着けることも求められます。

このように、このサーキットでは本格的なレーシングスタイルでの参加が基本となります。それだけに、真剣にバイクの走りを愛する人たちが集まりますので、高度な走行を楽しめるのが魅力です。

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