毎年、栃木県の「ツインリンクもてぎ」では、トライアルバイクの世界選手権が開催されています。トライアルバイクに興味が出てきたら、ぜひ一度観戦してみましょう。とはいえ、初めてでは観戦のポイントがわからないこともあるはずです。そこで、初心者におすすめの観戦方法を紹介しましょう。
トライアルバイク観戦は早めに会場入りしよう
ただ観戦するだけなら簡単です。世界選手権の開催日にツインリンクもてぎに行けばふつうに誰でも観戦できます。ただし、どこをポイントに観戦するかを決めていないと、どこを見て良いのかわからないまま、人の多さに疲れてしまいます。まず、「スタートを間近で見たい」や「最終セクションを解説付きで見たい」など目的を決めましょう。
もちろん良い場所はたくさんの人が集まりますから、確実に見たいところで見るには、レース開催の1時間ぐらい前には会場入りしておきたいものです。遅れていくと人混みでよく見えないということもありますから、初めてだからこそ早めに到着して良い場所を確保しましょう。
トライアルバイクのおすすめ観戦ポイント
おすすめの観戦方法は、一つのセクションに陣取って各選手の動きをじっくり見ることです。セクションは何箇所もあるので、「ここのセクションは面白そうだな」と思ったところに席を確保し、選手が通過するのを待ちましょう。トライアルバイクはコースを2周するため、2周目は1周目と違うセクションに移動するのもよいです。
セクションはいろいろ違う特徴があってどこもおもしろいですが、初めての方におすすめなのは最終セクションです。難易度の高いコースなのでトライアルバイクの醍醐味がわかりますし、解説席の近くなので専門家の解説を聞きながら観戦できます。また、スタート台付近も観戦ポイントとしておすすめです。
トライアルバイクの選手について回るのもおすすめ
1周目で気になる選手ができたら、2周目はその選手についてすべてのセクションを見て回るのもおすすめです。世界選手権では、その名の通り世界最高峰の選手達が参加するため、世界ランク上位の選手につきっきりで観戦するだけでトライアルバイクの魅力が堪能できます。
トライアルバイクの練習風景もおすすめ
よりトライアルバイクを楽しみたいなら、競技開催時間より早く行って、パドックで行われる練習風景を見学するのもおすすめです。本番よりも至近距離で選手の動きが見られるので、トライアルバイクがどんなものかが詳しくわかります。練習で観戦ポイントをつかんでから本番を見るとより楽しめるでしょう。