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「西のサーキット」とも呼ばれる兵庫県多可郡の「セントラルサーキット」

セントラルサーキットのホームページより

兵庫県多可郡多可町中区にあるのが、株式会社セントラルサーキットが運営する「セントラルサーキット」です。JR姫路駅からおよそ50km、新神戸駅からはおよそ70kmの距離にあり、大阪からでも90分程度あれば行けます。1996年からやっている、アクセスの良好なサーキットです。

セントラルサーキットの特徴

東日本の代表が筑波サーキットなら、セントラルサーキットは西日本のモータースポーツの拠点となる、「西のセントラル」などと呼ばれる評判のサーキットです。なお、日本モーターサイクルスポーツ協会の公認サーキットとして2011年まで運営されていましたが、2012年以降は外れています。

全長2,804mで、時計回りのコースです。山を崩して作ったコースのため、立体交差やアップダウンなどのある、かなりバラエティーに富んだコースレイアウトとなっています。鈴鹿サーキットとも比較されるエキサイティングな設計です。

と同時に、ストレートが最大677mと長く、ゼロヨン競技も開催されるなど、汎用性の高さも特徴の一つです。ちなみに、ゼロヨンの際はコースの外にある専用の設備を一緒に利用するので、ストレートの長さは710mまで延びます。

さらに詳しくコースを見ていきましょう。立体交差がコース途中にあり、それだけでも珍しいのですが、8の字形のレイアウトではなく、1周する際に右に720度旋回するのが特徴です。タイヤの減りに左右で大きな差が出ます。

また、ストップ・アンド・ゴーなレイアウトの筑波サーキットやもてぎサーキットとは違い、セントラルサーキットは連続したコーナーが特徴です。初心者にとっては多少の恐怖感があります。アクセルやステアリングのタイミングを掴むのがコツです。走り込んだ人ほど速く走れるサーキットと言えるでしょう。

セントラルサーキットの営業時間とアクセス/h2>
セントラルサーキットの営業時間は、午前7時30分から午後5時までです。休日は毎週月曜日ですが、祝日と重なるときは営業します。その場合、休日は翌火曜日です。ただし、イベントなどの影響で通常の営業時間と異なる場合もあるので、詳しくは公式ブログやタイムスケジュール表を確認してください。

鉄道で行く場合、JR加古川線の西脇市駅で下車します。そこからタクシーで約15分です。車の場合、中国自動車道の滝野社インターチェンジで降りて、中町方面に向かって国道427号線を進みます。インターチェンジからサーキットまで約16kmです。

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