瀬戸内海サーキットのホームページより
瀬戸内海サーキットは、愛媛県周桑郡丹原町田滝にあるJAF（日本自動車連盟）公認のサーキットです。全長およそ800メートルのスピード競技用コースを有しており、小規模ながら、本格的なレースが楽しめるようになっています。
瀬戸内海サーキットの特徴
瀬戸内海サーキットは全長がおよそ800メートルと小規模なので、直線も短く、最大直線は140メートルとなっています。そのわりに道幅は広く、8～11メートルほどあるので、大型バイクでも余裕で走れるでしょう。それほどスピードが出る作りではないので、初めてのサーキット走行でも恐怖感はありません。
サーキット走行が初めてだと、どのギアで走ればよいのか、なかなか把握できないことがあります。やたらとシフトチェンジしてしまうこともありますが、瀬戸内海サーキットの場合、それほどシフトチェンジの必要はありません。外周の大きな最初のコーナーのみ3速で、それ以外はずっと2速のままで大丈夫です。シフトチェンジに気を使わなくていい点も、初心者に優しいサーキットと言えるでしょう。
ただし、道幅がある分、ライン取りには慣れるまで苦労することがあります。コーナーではコンパクトに曲がるべきか、スピードを出したまま大きく曲がればよいのか、迷うこともありますが、何度も走り込んで自分に最適なラインを見つければ、快適に走れるようになるでしょう。
さまざまなイベントが開催されるサーキット
瀬戸内海サーキットでは、2022年11月に、四国では初となるJAFのモータースポーツフェスタが開催されました。このイベントでは、モータースポーツフェスタだけでなく、JAFファンイベントも同時に開催されたため、モータースポーツ愛好者だけでなく、子どもからお年寄りまで多くの人が楽しめる盛りだくさんの内容でした。
また、こちらでは四国のバイクショップなども頻繁に走行会を開催しています。50ccクラスから大型バイクまで、まったく初めての人からベテランライダーまで、幅広く楽しめますので、機会があればぜひ参加してみてください。バイクを楽しむだけでなく、四輪のレースも盛んですし、クラシックカーの展示会などもあって、乗る以外にもさまざまな楽しみ方があるサーキットです。
瀬戸内海サーキットの営業時間は、午前8時から午後5時までです。定休日は毎週金曜で、金曜日が祝日と重なる場合は営業しています。普通車が200台、大型車が10台駐車可能な大きな駐車場があります。なお、持ち込みのみで、車両の貸出はやっていないので注意しましょう。