ライダー・バイクレーサーのためのウェブマガジン[RACER'S HACK by DoubleBox]

Home » 記事 » 歴史と伝統のある筑波ロードレース選手権-筑波サーキット

歴史と伝統のある筑波ロードレース選手権-筑波サーキット

 

筑波サーキットホームページより

筑波サーキットでは、年間いろいろなレースが開催されます。その中でも歴史ある戦いとして、今回紹介する筑波ロードレース選手権があります。筑波サーキットがオープンしてから7年後の1977年に「ツーリスト・トロフィー」という全身レースが初めて開催されました。以来45年を超える歴史と伝統を誇る、由緒あるレースになりました。

MotoGPの足掛かりになる筑波ロードレース選手権-筑波サーキット

ロードレースに参戦するライダーにとって、究極の目標としてMotoGPがあるでしょう。筑波ロードレース選手権-筑波サーキットはこのMotoGPに参戦するためのファーストステップという扱いになっています。実際、現在MotoGPで活躍している選手の中には、かつてはこの筑波ロードレース選手権-筑波サーキットでもまれた選手も少なくありません。筑波ロードレース選手権で活躍をして、その後ワールドチャンピオンを獲得したライダーもいるほどです。将来ロードレーサーのトップを目指そうと思っているのであれば、筑波ロードレース選手権は無視できない存在といえます。将来のトップライダーになるかもしれない選手の青田買いができるレースでもあります。

いろいろなクラスが開催されている

筑波ロードレース選手権-筑波サーキットの開催カテゴリーをみると、多種多様であることがわかります。特に人気のクラスはST1000やJ-GP3、ST600です。いずれも全日本選手権に直結しているからです。そのほかにもS80はマシン作りから始められるので、趣味的要素の強いクラスもあります。

そのほかにも4ストローク250ccのカテゴリーは注目を集めています。例えばCBR250R/RR Dream Cupはワンメイクレースなので、ライダーの実力がよくわかります。またJP250も公認クラスなので人気があり、例年大きな盛り上がりを見せています。

ベテランの壁に挑戦する若者

筑波ロードレース選手権-筑波サーキットの醍醐味の一つとして、新旧対決も見逃せないところです。各カテゴリーに筑波サーキットを知り尽くしたベテランライダーが参戦しています。彼らがこれからの若手の大きな壁として立ちふさがっています。ベテランを向こうに回し、もまれて新人が成長するさまが見られるのも筑波ロードレース選手権の醍醐味の一つです。

歴代の筑波ロードレース選手権のチャンピオンを見てみると世界的に活躍した選手や全日本選手権の現役のトップライダーが名を連ねています。レースファンは十分楽しめるでしょう。

CATEGORY :