1. モーターランドSPとは?
モーターランドSPは青森県三戸郡にあるサーキット場で、バイクレースだけでなく、ドリフトやグリップジムカーナ、またレンタルカートなどもあります。多くの人がモーターマシンを楽しめることを目的として建設された設備で、サーキットバイクを保管するサービスなども提供している点が特徴です。一般の道路を走行できないレースバイクを思う存分楽しみたいライダーにとっては、モーターランドSPならいつでも気軽にさっと足を運んでサーキット走行を楽しめます。
モーターランドSPは、全長1,200メートルのコースとなっています。走行できるバイクはミニバイクやスクーターが対象となっており、2stエンジンなら80㏄まで、そして4stなら100㏄までの車種が対象となります。また、バイク免許を持たない幼児でも走行できるポケバイの走行も可能で、レンタルカートと同じコースを通っての走行を楽しめます。ただし、ポケバイ専用のレーンや走行時間はなく、レンタルカートが走行していないタイミングでの利用となります。そのため、ポケバイが先に走行していても、後からレンタルカートの走行が入ってきた場合には、ポケバイは一時的に走行を中断しなければいけません。
2. バイクジムカーナならコースのレイアウトが自由に設計
モーターランドSPには、バイクジムカーナにも対応しています。ジムカーナと舗装路面のオンコースで行われるスラロームレースの一種で、モーターランドSPではバイクを対象としたジムカーナを楽しめます。
モーターランドSPにおけるジムカーナでは、コースをそのまま利用してのタイムトライアルに挑戦しても良いですし、コース上にカラーコーンを接地してレイアウトを設計してのジムカーナも可能です。カラーコーンはモーターランドSPが無料で貸し出しているので、ライダーが持参する必要はありません。
3. D1グランプリチャンピオンが育ったサーキット
モーターランドSPは、青森県出身のバイクレーサーとして知られている小橋選手を育てたサーキット場としても知られています。小橋選手はモトクロスライダーだった父親の影響を受け、小さなころからレーシングカートなどを楽しんでいたのだそうです。そんな彼が14歳の時にモーターランドSPが建設され、それからはより本格的にサーキットでのドリフトでスキルと経験を磨いていきました。
そんな小橋選手は、過去にはD1グランプリシリーズのチャンピオンに輝いた実績もあり、モーターランドSPでバイクレースの練習をするレーサーの卵たちに大きな夢と希望を与えています。
CATEGORY : 記事