1. 筑波サーキット・コース1000とは?
筑波サーキット・コース1000は、茨城県の下妻市にある筑波サーキットの中に設置されているコースです。筑波サーキットには複数のコースが設置されており、敷地内の土地を最大限に活用している点が大きな特徴です。その中でもコース1000は、2001年に全面改修されるまでは東コースと呼ばれていて、ミニバイク専用のコースとして機能していました。しかし2001年からはコース1000とネーミングが変わっただけでなく、ミニバイクだけでなく4輪のサーキットレースも開催できるコースへと生まれ変わったのです。
筑波サーキット・コース1000は、全体的に見晴らしがよく、安全性の高いコースとして人気があります。初心者にとっては最適で、タイトなコーナリングや高低差などもほとんどないため、サーキット走行を存分に楽しめるのではないでしょうか。
2. 走行するなら専用のライセンスが必要
筑波サーキット・コース1000をバイクで走行するなら、コース1000に特化した2輪ライセンスが必要です。多くのサーキット場では、こうしたライセンスを取得するために講習会を開催していますが、筑波サーキット・コース1000に関しては講習会は開催されておらず、申請すれば取得できる仕組みとなっています。また、コース2000の2輪ライセンスを持っている人やファミリー限定ライセンスを持っている人なら、筑波サーキット・コース1000専用のライセンスを持っていなくてもコース1000の走行が可能です。
筑波サーキット・コース1000のライセンスは、16歳未満でも取得ができます。16歳未満の場合、保護者の同伴が必要となるだけでなく、走行年初に同伴者の署名も必要となるので注意してください。未成年同士でサーキット場へ来場しても、走行が認められないことがあります。
3. 走行クラスは3クラス
筑波サーキット・コース1000は、3つの走行クラスに分類されています。ライセンスが不要なポケバイ走行に加え、ミニバイクなら40台定員、また2輪のスポーツ走行なら18台が定員となります。
全てのクラスにおいて、音量は105dBまでと規制されており、4ストローク車両の場合にはオイル受けアンダーカウルの装着も義務付けられていることがあるので注意してください。
筑波サーキット・コース1000の走行料金は、他のサーキット場と比較してとてもリーズナブルです。平日と土日祝日とでは利用料金が異なるか、もしくは利用料金が同じで走行時間枠が異なりますが、15分から20分の走行でかかる料金は1,100円~1,800円程度です。ミニバイクのスポーツ走行に関しては、分単位での走行は行っておらず、半日もしくは1日での走行料金が設定されています。
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