【美浜サーキットの概要と特徴】
美浜サーキットは、愛知県知多郡にあるサーキットです。運営をしているのは株式会社美浜サーキット・クニモトで、2005年にオープンした国内では比較的新しい設備が特徴です。このサーキットではいろいろな団体による走行会や草レースが開催されていて、気軽に走れるコースとして人気があります。4輪も2輪も走行可能で、2輪レースとしてはRIDING SPORT CUPなどが開催されています。
コースは全長1,200メートルあり、JAF公認カートレースコースとなっています。バックストレッチの長さは250メートルあって、スピードに乗って爽快に走れるスポットです。幅員は10メートルから15メートルの余裕があり、コースの攻め方によって初心者からベテランライダーまで楽しめる設計がなされています。
そして、フルコースだけでなく、北と南でショートコースに分離できるのも大きな特徴です。南ショートコースは全長が600メートルとなりますが、ストレートゾーンは150メートル確保されていますので、スピードに乗りやすい作りです。それでも、フルスピードからヘアピンカーブや急激なアールを持つカーブの連続などテクニカルで難度の高い設計と言えます。この南ショートコースにはナイター設備もありますので、夜間走行も可能です。北ショートコースは基本的にレンタルカートコースとして作られています。全長は400メートルと短く、ストレートは100メートルです。ヘアピンカーブの連続で意外と技術のいる設計となっています。
【美浜サーキットで行われるイベントや走行会】
美浜サーキットでは、実にさまざまなイベントや走行会が実施されています。バイク向けのものでは、ミニバイクを使った8時間耐久レースが開催されます。ミニバイクということで気軽に参加できるのがメリットで、仲間と知り合って交流の輪を広げる機会ともなります。また、本格的なレースとして中部ミニロード選手権の開催場として選ばれています。選手たちの走りを間近で見られる機会となります。
エンジョイレースとしては、モンCub耐久レースが有名です。カブや8インチのスクーターで150分の耐久レースをするというもので、本格的にバイクレースをするわけではないけれども、レースの楽しみを味わいという方にぴったりです。自慢のマシンを持ち込んで楽しくレースできるのが魅力です。このように、美浜サーキットでは幅広い層に支持されるイベントを開催していて、親しみやすいサーキットとなっています。
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