大阪府河内長野市にある「プラザ阪下」は、関西はもとより日本でも最大級のオフロードコースです。ATVとオフロードバイクの専用サーキットとなっています。
広大な敷地に大きなコース
プラザ阪下は南海電鉄の河内長野駅すぐそばという立地で、アクセスの良さから関西中のオフロードファンが訪れるオフロードコースです。東京ドームが10個以上入る広大な敷地は、合計面積50万平方メートルにも上ります。場内にはレイアウトの異なる4種類のオフロードコースがあり、すべてのコースを合わせると、その総距離は国内最長の9kmというとてつもない大きさです。トレール車からモトクロッサーまで、目的に合わせて存分に楽しめるオフロードコースとなっています。
プラザ阪下のコース内容
プラザ阪下には、モトクロスコース、エンデューロコース、トレーニングコース、ミニモトクロスコースと4種類のコースがあります。全長1.4kmのモトクロスコースには、きつい傾斜や2連ジャンプなど中上級者向きのセクションがあり、このコースでじっくり鍛えてからエンデューロコースに移動というふうに、段階的に練習できるようになっているのがポイントです。
4種類あるコースの中でも、プラザ阪下の自慢は総距離9kmにも及ぶエンデューロコースです。オーナー自身がライダーたちの声を聞いて工夫を凝らしたコースとのことで、傾斜のある坂道や緩急さまざまなカーブなどバラエティに富んでいます。最近ではエンデューロでも、耐久力だけでなく瞬発力が求められるようになっていますので、プラザ阪下のような本格的なコースでいろんな状況に対応できるような力を養うことが大切です。
上級者にとっても、かなり高度なテクニックを身につけるための練習ができるプラザ阪下ですが、オフロードファンなら初心者でも上級者でも目的に合わせて楽しめる内容です。トレーニングコースでは、オフロードが初めてという方や長年乗ってないリターンの方でも基礎から鍛えられますし、ミニモト専用コースでは、小学生以下の子どもが楽しみながらモータースポーツに親しめるようになっています。
大きな大会も開催される
プラザ阪下は、MFJ主催の全日本モトクロス大会や全日本トライアル大会も開催される本格的なコースです。ライダーだけでなく見学の人も楽しめるように、開放的な休憩所がいつでも利用できるようになっています。なお、見学は誰でも可能ですが、施設の性質上、ふいなコースアウトもあり得るため、観戦は自己責任で十分注意して行なってください。
(2019年現在)
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