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現地集合ツーリングの特徴と注意点を探る

現地集合、現地解散が原則

現地集合ツーリングとはメンバーが現地で集合し、ツーリングを楽しんだ後現地で解散する方式のことです。現地といっても目的地のことではなく、開始する場所のことです。この方式の特徴はあらかじめ参加するメンバーの人数を把握していないことが多いこと、初対面の人と一緒にツーリングをする機会が多くなる点です。

この現地集合ツーリングには大きく分けて2つのタイプがあります。サークルがメンバーを対象に行うケースと、イベントの形で不特定多数に呼びかけて行うケースです。前者の場合、誰が参加するかわからないとはいえ参加者はサークルのメンバーに限られている形になるのに対し、後者の場合は文字通りまったく見ず知らず初対面同士が参加する機会が多くなります。

この後者の場合、あらかじめ申し込みを済ませたうえで現地集合するケースと、本当に現地で集まってから顔合わせや申し込みを行うケースに分けることもできます。

現地集合ツーリングの特徴と注意点を探る

現地集合ツーリングの醍醐味と魅力は?

こうした現地集合の魅力は自由で参加しやすい点がまず挙げられます。ツーリングは大好きだけど同じ趣味の友達がいなくていつもソロツーリングを行っている人が仲間を作る機会になりますし、無理に参加する必要はないので行きたいときだけ参加することもできます。

さらに現地集合、解散ですから、集合する前にある程度ツーリングを楽しんだ後に参加する、または解散した後ももう少し足を伸ばしてツーリングを楽しむといった融通を利かせることもできます。ソロでのツーリングの気軽さとグループの楽しさを組み合わせたような形といえるでしょうか。

ネットやSNSが普及したことでこうした現地集合ツーリングを行いやすい環境になっており、広く参加を呼びかけるタイプのイベントも増えています。また観光業界がこうしたイベントを通して観光地の振興を行うケースも出てきています。その意味では初心者から上級者まで気軽に参加しやすい環境に恵まれている状況とも言えるかもしれません。

注意点も

ただ注意したい点もいくつかあります。どれぐらいの参加者が集まるのか事前に読めない面があること、参加者のバイクの車種や排気量に大きな差が出るケースも考えられることなどです。あまり排気量に差があると全員が楽しめなくなってしまうといった問題も出てくるでしょう。そのためある程度事前に排気量などの条件を設けたうえで参加者を募ったほうがよい面もあります。参加する場合でも内容や条件を確認しておいたほうがよいでしょう。

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