国産メーカーが強いバイク業界
バイク市場におけるシェアではホンダが1位、2位がヤマハと国産メーカーが強さを発揮しています。耐久性や操縦性、安全性の観点から見ても国産のバイクメーカーは非常に優れているのでバイクを購入する際にはまず国産のメーカーが最初の選択肢となるでしょう。
ただ世界に目を向ければじつにたくさんのバイクメーカーがあり、その中には日本国内でも手軽に購入できるものがあります。バイクは性能はもちろん、個性も大きな魅力だけに国産のバイクメーカーにはない海外メーカーの魅力にも目を向けてみたいところです。
海外のバイクメーカーの有名どころは?
日本でもっとも有名な海外のバイクメーカーはアメリカのハーレーダビットソンでしょう。重厚で硬派なデザインで有名で、男性の間で人気があります。アメリカ人男性をおもなターゲットとしていることもあり、小柄に日本人にはあまり向いていない面もありますが、国産メーカーにはない強烈な個性はとても魅力的です。
レーシングなどスポーツの分野で大活躍しているのがドゥカティ。イタリアのメーカーです。車でもイタリア車に憧れる人は多いですが、そのバイク版です。レーシングで活躍するだけあって非常に優れた性能を備えているうえにイタリアらしい洗練されたデザインが魅力です。待ち乗りにはあまり適していませんが、長距離のツーリングや、とにかくかっこいいバイクに乗りたいという人にピッタリです。
そしてもうひとつ忘れてはならないのが車でおなじみのBMW。車と同じように重厚なデザインをしているのが特徴ですが、それ以上に特徴的なのがエンジンです。振動をライダーに伝えにくい水対向2気筒のエンジンを採用することで長時間・長距離の乗り心地のよさを実現しています。
国産メーカーとどちらがよいか?
このように国産メーカーに比べて重厚なイメージが強いこと、デザイン面や性能面ではっきりした個性を持っているのが海外メーカーの特徴です。安定性と耐久性のホンダ、エンジン性能のヤマハ、コストパフォーマンスのスズキ、個性のカワサキといった国産のバイクメーカーと比較したうえで自分に向いていそうなバイクを探してみてはいかがでしょうか。海外に広く目を向ければそれまで考えてもみなかったバイクの面白さと出会う機会にも恵まれるでしょう。なお、海外メーカーの場合は故障やパーツ交換が必要になった場合の対応がどうなっているのかといった点を確認しておく必要があるので購入を検討する際には忘れないように頭に入れておきましょう。
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