モトクロスを始めたら、実際のレースだけでなくふだんの練習が大切です。ただ、モトクロスの練習ができる場所は多くありません。河川敷などでできるところもありますが、騒音などの問題でモトクロスの走行を禁止している場所がほとんどです。禁止されていないところでも近隣住民からはの印象はあまり良くないので、やはり練習するなら専用のモトクロスレース場に行きましょう。ここではモトクロスレースの練習方法の一例を紹介します。
モトクロスレース場に着いたら
モトクロスレースのコースに着いたら、まずは受付を済ませて準備運動をしましょう。いきなりバイクに乗るのではなく、しっかりストレッチなどをして体をほぐしてください。怪我の予防につながります。
準備運動が終わったら、走る前にまずはじっくりコースを下見して、路面の状況やセクションの形などを確認します。それから、今日の練習の目標を決めておくとよいでしょう。「ジャンプを成功させる」や「ラップタイムを1秒でも縮める」など目標は何でもいいですが、目標を持って練習するのとしないのとでは上達に大きな差が出ます。
モトクロスレースの練習方法
モトクロスレース場では、当然ながら自分だけでなく他のライダーも練習しています。他のライダーをライバルに決めて、邪魔をしないように一緒に走るのもおすすめです。相手の良いところや自分の苦手なところがよくわかります。苦手なところがわかったら、それを克服するために集中練習するとなお良いです。
モトクロスレースのコースにはいくつものセクションがありますが、練習ではセクションを順番に通過するのではなく、一部のセクションだけ集中的に練習したいということがあるでしょう。その時は、コースをショートカットすることになりますが、他のライダーの動きをしっかり観察し、事故にならないように注意してコースインとコースアウトをしてください。
模擬モトクロスレースがおすすめ
一人ではなく仲間と一緒に練習できるのであれば、練習に模擬レースを取り入れるのもよいでしょう。ただし、他のライダーも練習していますし、レース場によっては模擬レースを禁止しているところもあるので、必ず事前に確認してください。模擬レースを行えば、たとえば、スタートから第1コーナーまでどのぐらい瞬発力が必要なのかなどがわかります。部分練習より実践的な練習ができるため、模擬レースはおすすめです。模擬レースによって自分の克服すべきところがわかったら、次回の練習ではそこを集中的に練習するとよいでしょう。
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