モトクロスの練習を初めてある程度だったら、やっぱりモトクロスレースに参加したくなるでしょう。実際にレースで走った方が上達が早いですし、上級者のライディングを見ることは勉強にもなります。そこで、モトクロスレースに参加するための方法をお伝えしましょう。
モトクロスレースはライセンスの必要なレースと不要なレースがある
モトクロスレースには、ライセンスの必要なレースとライセンスがなくても誰でも参加できるレースがあります。ライセンスの必要ないレースなら、エントリーフィーを払うだけで参加できるので簡単です。
ライセンスの必要なレースとは、全日本選手権などを運営するMFJが運営するレースのことです。MFJのライセンスには、国内A級、B級、国際A級、B級がありますが、国内B級のライセンスは自動二輪の免許を持っている人なら申請料を払うだけで取得可能です。まずは、国内B級ライセンスを取得しましょう。
ちなみに、ジュニアライセンスを持っている15歳までの子どもは、16歳になると原付免許を持っていれば自動的に国内B級ライセンスが与えられます。免許を持っていなくてもMFJの講習会に参加することで取得可能です。
ライセンスの取得はWebで申請できるようになっていますが、申請してからライセンスが届くまでに少々時間がかかることもあるので、具体的に参加したいレースが決まっている場合は、間に合うように時間的余裕をもって申請しましょう。
モトクロスレースへのエントリー方法
ライセンスの有無に関わらず、モトクロスレースのエントリー方法は基本的に同じです。まず、自分のマシンと力量に合わせてクラスを選びましょう。ライセンスの必要なレースはその区分ごとにエントリー可能です。具体的なエントリーの方法は、従来のやり方では、レースの主催者からエントリー用紙を取り寄せて、必要事項を記入してエントリーフィーと一緒に現金書留で送ります。今ではWebでエントリーができるので、後からコンビニなどでエントリーフィーを払い込むかレース当日に現金で支払うかすれば大丈夫です。ただし、主催者によって違いますので事前に必ず確認してください。
モトクロスレースの当日まで
モトクロスレースにエントリーしたら、主催者から受理証明書と必要事項を書いた紙が送られてくるので、前もって目を通しておきましょう。受付の時間やゼッケンナンバーなどが記載されています。受付受験に遅れると参加できなくなるので注意してください。あとは、当日会場に早めに入り、受付を済ませてから車検を受けるだけです。車検に合格すれば無事レース参加となります。