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バイクファッション:ライディングジャケット

バイクファッションを決めるなら、やはりライディングジャケットは欲しいところ。単にファッション性だけではなく、機能面においてもライディングジャケットを着用することは大切です。

バイクファッションだけではない、ライディングジャケットの必要性

メーカーによっては4~5万円を超えるライディングジャケット。確かに、決して安い買い物ではありませんね。ヘルメットと違って、着用が法令で義務付けられているわけでもありませんから、買わずに済ませたいと考える人もいるでしょう。
しかし、ライディングジャケットには事故時のダメージ軽減や、ライディングの快適性確保といった機能性があり、単にバイクファッションとして着用する以上の意味があります。
ライディングジャケットには転倒や事故時の衝撃を軽減するプロテクターが、胸・背中・肩・肘の4箇所に入っています。特に胸部は、バイクによる死亡事故の原因部位の第2位となっているので、ライディングジャケットでしっかり保護をして欲しいところです。
ライディングジャケットのもう一つの機能性は、季節や天候に応じた快適性が確保できるということです。夏の暑さ、冬の寒さ、雨天など、それぞれの状況に適応したライディングジャケットがあり、使い分けることで通年、ライディングの快適性を確保することができます。

ライディングジャケットの種類

ライディングジャケットにはさまざまな種類があり、バイクファッションと機能性を考えながら好きなものを選ぶことができます。
「春・夏・秋」あるいは「秋・冬・春」の3つの季節に対応する3シーズンジャケットは、インナーの脱着などで季節に応じた快適性を調節できる汎用タイプです。近年の日本では夏の気温が高く、3シーズンジャケットでは対応が効かないこともあります。その場合にはメッシュ素材を使用した夏向けのメッシュジャケットを使うとよいでしょう。逆に気温の低い冬には、防風・防寒性にすぐれたウィンタージャケットがオススメです。ライディングジャケットは基本的に防水仕様になっていますが、完全防水というわけではなく、強い雨には弱いという欠点もあります。これを補うため、雨天用のレインコートを用意しておくと良いでしょう。レインコートはジャケットの上から着るものになるので、自分の身体サイズよりひとまわり大きなサイズのレインコートを用意することをおすすめします。ライディングジャケットを初めて購入する際は、バイクファッションのショップで、試着しながら選ぶのがコツです。

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