自然と一体に!キャンプツーリングの醍醐味
キャンプツーリングはお泊りツーリングの一種ですが、その名前のとおりキャンプを張って宿泊するのが最大の特徴です。長距離をバイクで走らせ、大自然の中でキャンプを張って夜を過ごす…自然と一体化できる環境はツーリングの醍醐味といってもよいでしょう。
またホテルなどの宿泊先がなく、公共の交通機関も運行されていない場所でキャンプをすれば美しい星空など夜間にしか見ることができないとっておきの光景を味わう機会にも恵まれます。バイクを楽しみつつ日常生活から離れて心身ともにリフレッシュできるのです。
ただし準備が重要です
ただお泊り、それもキャンプとなると準備が欠かせません。最大の問題点はやはり荷物です。ツーリングそのものを楽しめむためにも荷物は最小限、重すぎてバイクを運転しているときに気になってしまう、では意味がありません。キャンプのセットも含めて最小限に済ませることが大前提です。
それからゴミ対策。キャンプで出たゴミは持ち帰るかきちんと処分するのが最低限のルールです。ゴミを放置しておくのは問題外として、持ち帰るのも荷物になってしまうのでできるだけ現地で処分できるよう心がけましょう。
天候の急変に備えた対策も欠かせません。万一雨が降ったときにどうするか?キャンプのほかに雨具と防寒具も揃えておきましょう。自然が豊かな場所や標高が高い場所に行くほど天候が急変しやすく、昼と夜の寒暖差が激しくなる傾向が見られます。いざ夜を過ごそうと思ったら寒くてガタガタ震える、といったことは避けたいものです。
地面が平らな場所ばかりとは限りませんから、コンパクトなチェアやテーブル、コット(簡易ベッド)などもあると便利です。荷物の量を考慮しながら探してみるとよいでしょう。
万一のときの備えも欠かせない
万一バイクが故障してしまった場合にはどうすれがいいか?キャンプに向いている場所ほど近くにバイク店を見つけにくいものです。事前にバイクに問題点がないかどうか、整備と点検を行っておくようにしましょう。
お泊りツーリングとも、車でのキャンプとも違い少々不便な面があったり、予想外の出来事と遭遇する機会も多くなるなど驚きにあふれているのがキャンプツーリング。少々ハードルが高い面もあるので最初は上級者と一緒に経験を積みながらコツや醍醐味を身に着けていくと次第に行動範囲も広がってどんどん面白さが増していくことでしょう。
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