オフロードレースに参戦するには専用のヘルメットを装着しますが、ゴーグルもそれに合わせたものを選ばなければなりません。オンロード用のヘルメットは目元までシールドでしっかり覆われているのでゴーグル不要ですが、オフロードレース用はシールドがなく、目元がくりぬかれた形状だからです。そこで、オフロードレースに適したゴーグルについてお伝えします。
オフロードレースにゴーグルが必要な理由
オンロード用の通常のヘルメットでは、ヘルメットのシールド部分で顔をガードします。オンロードの場合、転倒することはあまりないので、走行中の風除けとして機能するだけで問題ありません。
一方、オフロードレースの場合、頻繁に転倒しますし、他のバイクと接触することもよくあります。通常のツーリングとは比較にならないほど激しい負荷がかかるため、呼吸も荒くなりやすく、通常のヘルメットではシールド部分が息で曇ってしまうのです。そのため、オフロードレース用のヘルメットはシールドを取り外して、外に息を逃がすような作りになっています。だから、専用のゴーグルが必要なのです。
オフロードレース用ゴーグルのメーカー
オフロード用のゴーグルは各メーカーからいろいろ販売されています。他のアイテムと違って、スキーやスノボなどのウィンタースポーツのメーカーがたくさん販売しているのが特徴です。いろいろあって迷いますが、オフロードレース初心者に特におすすめのメーカーを挙げることは難しいです。
有名メーカーには素晴らしいゴーグルが多いですが、それを装着する顔の形は人それぞれ違うため、実際に自分で装着してフィット感を確かめる必要があります。ですので、こちらからおすすめのメーカーを挙げても、それをが合うとは限りません。ゴーグルのメーカーは、どこもエントリーモデルから上級者用までさまざまな価格帯のゴーグルを販売していますので、まずは安価なものをいろいろ試着してみましょう。慣れてきてから徐々にランクアップしていくのがよいでしょう。
オフロードレース初心者はクリアレンズを選ぼう
特定のメーカーをおすすめすることは難しいですが、初心者は色が付いていないクリアレンズを選ぶようにしましょう。通常のツーリングのためのゴーグルならファッションを意識して好きな色のレンズを選べばよいですが、オフロードレースでいきなり色つきのゴーグルだと、視界にとって邪魔になってしまいます。まずはクリアなレンズで自分の基準を作り、慣れてきてから色つきやミラーになっているレンズを選べばよいのです。
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