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MFJ全日本ロードレース選手権シリーズの位置づけ~ランキングも併せて紹介

日本国内だけでも、いろいろなクラスでバイクのレースが実施されています。その中に、今回紹介するMFJ全日本ロードレース選手権シリーズがあります。ロードレースの国内最高峰レースの一つで、日本全国のサーキット場でレースを行い、年間王者を決めていきます。

 

由緒あるロードレース

MFJ全日本ロードレース選手権シリーズは、日本国内では屈指の歴史を誇るレースの一つです。1961年に日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)が財団法人として設立されました。そして、1962年に全日本ロードレースが、当時できあがったばかりの鈴鹿サーキットにて開催されました。当初は単発のレースだったのですが、1967年よりシリーズ戦となって、現在に至っています。2023年現在、年間8千のスケジュールで日本各地を転戦しながらレースが行われています。

MFJ全日本ロードレース選手権シリーズは全部で4つのクラスによって構成されています。その中でも最高峰クラスがJSB1000クラスです。国内外メーカーのフラッグシップに位置するようなスポーツバイクを世界有数のライダーが操って、し烈な戦いが繰り広げられています。そのほかにもST1000やST600、J-GP3というクラスがあります。

 

MFJ全日本ロードレース選手権シリーズの2023年度ランキング結果

全日本ロードレース選手権の2023年度はどうだったのでしょうか。最高峰のJSB1000クラスでは、中須賀克行選手がランキング1位を記録しています。第2位につけたのが岡本裕生選手でした。両者の年間獲得ポイントの差は37ポイントでした。

ST1000クラスの年間チャンピオンは渡辺一馬選手でした。2位が荒川晃大選手です。両者のチャンピオン争いは結構熾烈でした。最終戦終了後のポイント差はわずか5ポイントで、接戦だったことがうかがえます。

ST600のチャンピオンは阿部恵斗選手、J-SP3クラスの年間チャンピオンは尾野弘樹選手に輝いています。各クラスとも多くのライダーが参戦しています。

 

海外への登竜門

全日本ロードレース選手権は、日本でも屈指の歴史を誇る国内でも重要なチャンピオンシップの一つです。世界に向けての登竜門的役割も担っています。過去には全日本ロードレース選手権でチャンピオンに輝き、もしくは参戦をきっかけにして、世界のレースシーンに旅立っていった選手も少なくありません。その後世界チャンピオンに輝いたライダーもいるほどで、いかにレースシーンの中で重要な位置づけなのか、お分かりのはずです。

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