【富士スピードウェイ・カートコースの特徴と概要】
富士スピードウェイ・カートコースは、静岡県駿東郡にあるショートコースのサーキットです。24時間耐久などの世界的なレースが開催されることで有名な富士スピードウェイに併設される形で、より短いショートスタイルでのコースが設けられています。富士スピードウェイ・カートコースの全長は520メートルで、幅員は10メートルから15メートルあります。コース名にもあるように、レーシングカートなどの走行がよく行われていますが、バイクでの走行も可能となっていて、定期的にミニバイクやモタードを含むバイクの走行会やイベントが開催されています。
富士スピードウェイの本コースの数分の1の長さですが、全部で8つのコーナーが設けられていてテクニックが求められる本格的なサーキットに仕上がっています。バックストレッチの長さは128メートルあって、フルスピードまで出せる距離があって満足度が高いです。しかも、このストレートの後はヘアピンカーブとなりますので、フルブレーキングからのマシンを倒してのコーナリングとなり、非常に高い技術が求められます。連続するきついカーブがあり、S字などはコース取りによってかなり効率が変わってくるのが楽しいところです。
設備も充実していて、自動計測システムに対応しています。ライブタイミングも可能となっていますので、走行してすぐに自分のタイムを確認することができます。ちゃんとピットインスペースもありますし、コースのすぐ脇に更衣室や休憩所、授乳室などもあって時間をゆっくりと過ごせる配慮もなされています。
【富士スピードウェイ・カートコースのイベントと走行会について】
富士スピードウェイ・カートコースでは、ライセンス不要で参加できるアマチュア向けのレースイベントが多く開催されています。しかも、いろいろな趣向が凝らされていて、単に早く走るだけでなく皆でワイワイと楽しめるイベントも多いです。たとえば、「ラブラブ220」というイベントは、カップルで参加して220周も走り切るというレースです。二人の仲の良さが試される盛り上がるイベントです。
他にも、商業用のバイクでレースをする耐久レースや、中高年に限定した「おやじカップ」などもあります。そして、ミニバイクを使ったレース初心者が対象となるミニ耐久も定期的に実施されます。気軽にサーキットの楽しさを味わえるイベントが盛りだくさんですので、積極的に参加してみましょう。
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