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レースの聖地 鈴鹿サーキット・レーシングコース

【鈴鹿サーキット・レーシングコースの概要と特徴】

鈴鹿サーキット・レーシングコースは、モータースポーツのファンなら誰でも知っていて、一つの聖地とも言える鈴鹿サーキットに設けられているコースの一つです。この鈴鹿サーキットは1962年に本多技研によって建設されていて、日本では初めての全面舗装されたコースと観客席を持つサーキットです。現在は、「ホンダモビリティランド」が運営を行っていて、F1や鈴鹿8時間耐久レースなど、国際的に見てもビッグレースが開催される場となっています。まさに、日本を代表するサーキットと言えるでしょう。

鈴鹿サーキットにはいくつかのコースが設けられていますが、最も長く知名度が高いのがレーシングコースです。4輪と2輪でコースセッティングが変わり、4輪の場合は全長が5,807メートル、2輪の場合は5,821メートルとなります。幅員は10メートルから16メートルあります。コーナーは4輪コースが18、2輪コースが20カ所存在します。非常に長いバックストレッチでトップスピードの勝負が見られるのが、やはりF1にも対応しているサーキットのメリットと言えます。そして、ハイスピードでコーナーを曲がっていくゾーンや、フルブレーキングをしてヘアピンカーブに入っていく部分など、異なる見どころがいくつもあります。

ピットは48カ所が常設されていて、どんなレースにも対応できるキャパシティーを持っています。観客席も大きいので、大規模なイベントにもよく用いられます。鈴鹿サーキット・レーシングコースというと、レースを観に行くところというイメージが強いかもしれませんが、一般ライダー向けに開放されている時もあり、さまざまな走行会やイベントが開催されています。こうした機会を狙って憧れのサーキットで走るのは、とても貴重な体験となるでしょう。

【鈴鹿サーキット・レーシングコースでの走行会とイベントについて】

鈴鹿サーキット・レーシングコースでは、ツーリングスタイルで走れるレーシングコースぷらっと体験イベントを不定期で開催しています。自分の市販バイクを持ち込んで、普通の服装でコースを走れます。特にレースをするわけではないので、ゆっくりとコースの雰囲気を味わいながら走れるのが魅力です。途中で停まってコースを満喫することもOKとなっていますので、思い出に残る機会となるのは間違いありません。他にも、ファミリー向けのEVカーでのサーキット体験イベントなどもあって、鈴鹿サーキットの魅力をたっぷりと味わえます。

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