ライダー・バイクレーサーのためのウェブマガジン[RACER'S HACK by DoubleBox]

Home » 記事 » 現在は本庄サーキットへ名称が戻った「GOLDEX本庄モーターパーク」

現在は本庄サーキットへ名称が戻った「GOLDEX本庄モーターパーク」

auto sport webホームページより

1. GOLDEX本庄モーターパークとは?

GOLDEX本庄モーターパークとは、埼玉県の本庄市にあるサーキット場で、運営は有限会社であるセーフティパーク本庄が行っています。規模が小さなサーキット場のため、主にバイクのD1レースなどを開催するミニサーキット場として機能しています。

もともと2005年に採掘跡地を開発して建設され、建設された当初は首都圏から足を運びやすいロケーションということもあり、大きな注目を集めました。

GOLDEX本庄モーターパークは、建設された当時は本庄サーキットという名称で運営されていました。しかし2020年にブロックチェーン開発を行うGOLDEX社がここを買い取り、関連会社がサーキットの運営や経営を行うと方針転換したのです。このタイミングでGOLDEX本庄モーターパークと名称も変わったわけですが、2022年にこの契約が破棄された事により、GOLDEX本庄モーターパークは現在では本庄サーキットという元の名称に戻って運営されています。

社名は変わったものの、サーキットコースなどに大きな変化はなく、現在でも短いストレートラインをヘアピンで結んだテクニカルなコースとしてレーサーたちに高い人気があります。

2. どんなサーキットコース?

GOLDEX本庄モーターパークのサーキットコースは、全長が1,112メートルと短めのコースレイアウトとなっています。コンパクトな距離ですが、コーナー数は11と多く、そこにたくさんのヘアピンカーブが設置されています。最大のストレートラインは260mで、全般的にSTOP&GOなコースレイアウトとなっています。初心者でも走りやすいコースではあるものの、コーナリングのテクニカルなスキルが要求される点が、大きな特徴です。

ちなみにGOLDEX本庄モーターパークは、コース全体の高低差はほとんどなく、フラットなコース設計です。

GOLDEX本庄モーターパークは多目的施設として機能しています。そのため2輪や4輪だけでなく、カート走行も認められていますし、ファミリー走行などもOKです。タイム計測も可能で、1周回のタイム計測に加え、セクター事の計測および最高速の計測などもできます。

3. 騒音規制あり

サーキットは、ライセンスを取得すればスポーツ走行が可能です。ただし騒音規制があり、2輪なら95dBまで、4輪では98dBまでの車両でなければいけません。また営業時間は午前8時から夕方17時までとなっており、夜間走行はNGです。これは、近隣住民への騒音対策の一環で、都市部に近いロケーションにあるサーキットの多くではこうしたルールが設けられています。

CATEGORY :