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【特集】カスタムペイントのスペシャリスト-Factory Kondoー代表・近藤成俊氏をインタビュー!

お客様の夢を叶えるFactory Kondoさんに行ってきました!

Factory Kondo

カスタムペイントスペシャルショップ

 

今回Double boxは埼玉県新座市にあるFactory Kondoにお邪魔してオーナーの近藤成俊氏を取材させてもらった。

今回近藤氏とのご縁を繋いでくれたのはタロウモータース代表の谷津太郎氏である。近藤氏と谷津氏は古い付き合いで、谷津氏のマシンやヘルメットのペイントを近藤氏が手掛けている。その他多くのプロレーサーたちのカスタムペイントも行っていて、スーパーGTや全日本ジムカーナに出場している山野哲也選手やマン島TTライダーの山中正之選手らプロレーサー達のカスタムペイントも数多く手掛けている。日本全国にプロレーサーから一般の方まで多くのFactory Kondoファンがいる。多くのファンを有する訳、今回の取材で良く理解できた。

近藤氏は元々車の板金塗装から始まったのだが、自身のオートバイをカスタムペイントをしたところ、まず、それを見た友人から口コミで広がり、そして今では日本全国のオートバイレーサーやバイカーからマシンやヘルメットなどのカスタムペイントのオーダーを数多く受注している。

db:ホームページを見ると素敵な作品が多いですが、デザインはどのようにしているんですか?

近藤氏:デザインをお任せの場合もあるし、お客様のデザインを元にデザインを起こす場合がありますかね。

谷津氏:ねえねえ、俺の例の作品見せてよ。(谷津氏に取材に参戦いただいた!ありがとうございます!)

じゃじゃん!!

タロウ画伯のデッサン!

近藤氏:そうだね。例えばこの谷津画伯のデッサン(笑)デッサンを元にデザインして仕上げていきます。

db:なるほど、ここからイメージをくみ取ってカスタムペイントしていくわけですね。

 

db:このカスタムペイントは何工程位あるんですか?

近藤氏:もうやりたくないくらい複雑で大変だったよ(笑)そのかわり仕上りは最高の出来ですね。

db:相当塗装工程があるんですね!

近藤氏:そうですね。昔の浮世絵の版画のように色によって何回も何回も塗り重ねて造っていくわけです。

db:このクオリティのオリジナルカラーのヘルメットを一度作ったら間違いなくリピーターになっちゃいますね!

谷津氏:ホント、そうだね。吊るしは被れなくなる(笑)

近藤氏:そうですね。オートバイを買い替えたり、増車したらそれに合わせてオーダーしてくる方が多いですね。

db:お客様はどこのエリアが多いですか?

近藤氏:関東が一番多いけど、北海道から九州までお客さんがいてオーダーをいただいてますよ。塗装って実際に色見本などを見てもらって決めてもらうんだけど、わざわざ遠方から来て色見本を見て決める人もいるし、どうしても来れないお客様だとお任せで依頼されて作る場合もありますね。

db:お客様はどのようなルートでFactory Kondoを知るんですか?

近藤氏:そうですね、口コミ、人のつながりが多いのと、最近ではSNS経由のお客様も増えていますね。

db:なるほどですね。

db:サポートしているレーサーはいますか?

近藤氏:いますよ。さっき話に出たマン島TTライダーの山中選手もその1人ですね。彼は塗装などでサポートさせてもらってるけど、友達に近い付き合いですね。知り合った当初、彼は全日本のJSB1000で”プライベート最速”と言われていました。ある日、彼がうちに来た時に、「マン島TTに出たいんですよね~」って相談されました。その時は正直「それはお勧めできない」と思った。メチャメチャ危ないレースですからね。でも人生1回こっきり。ここでチャンスを逃してこの先歳を重ねて出場が難しくなるかもしれないし、私は友達という立場から「賛成ではないけど反対はしない」。「お金は出してあげられないけど塗装でサポートという形で応援する」と伝えた。「人が想い描いてこうしたい、ああしたい」という夢を壊す人、いわゆるDream Killerにはなりたくなかった。そして山中選手は本当にマン島TTレースに出場したんですね。レース後帰国して彼に会った時に、「どうだった?」って聞いたら、山中選手は「いや~、楽しかった!」と笑顔で嬉しそ~に答えたんですよ。あの危険なレースを走り終えて「楽しかった」って!、凄いですよね(笑)

 

【脱線(笑)】

近藤氏は自身でもオートバイに乗りロードもオフもこなす事から、サーキット談義、モタード談義、峠談議に花が咲いた。谷津氏やアキラ氏、またチーム”アマノジャク”のメンバーとも長い付き合いになるから武勇伝や笑い話がてんこ盛りである。ビールでも飲みながらこの話を聞いたらもう最高だろうな(笑)その後しばらくの間オーバースピードしてコースアウトした「会話」をレコードラインに戻すのに時間がかかったのは言うまでもない(笑)

 

近藤氏所有のマシン。もちろんこだわりのペイント

桜の花びらペイントがさりげなくオシャレ

db:近藤さん、本日は長時間ありがとうございました!後で撮影もさせていただきますが、最後にFactory Kondoさんのアピールをお願いします!

近藤氏:アピールですか?そうですね、例えば某有名塗装屋さんって名前が書いてなくてもどこで塗ったというのが分かるデザインの作品が多いですね。以前ある人から「Factory Kondoらしさがない。”らしさ”を出せば?」と言われたんだけど、僕からするとちょっと違って、お客さんが「こうしたい」、と言うのを実現してあげたい訳ですよ。だから僕の作品は全部違うんですよ。様々なデザインがあるんですね。あと純正色の直しとかもありますからね。”うちらしさ”を出すよりも、お客さんの要求になるべく希望に答えられるようにするのがFactory Kondoの”ウリ”ですね!

db:なるほど!消費者の我々にとって実にありがたいです。

その後、作品の撮影、そして近藤氏と谷津氏のマシンの撮影をさせてもらった。撮影が始まると、ゴルフ帰りのアキラ氏が颯爽と登場!私が取材を終え帰路についた後も談義に花が咲いたことは想像できる。次の予定が無ければ私も話に交じりたかった!!(笑)

 

【取材後記】

私の印象。Factory Kondoの近藤氏は一度知り合いになるとずっと付き合っていきたくなるタイプかもしれない。だから各プロライダーはじめユーザーも長年近藤さんの元に通ってくるのだと思う。Factory Kondoの最大のウリは「お客様の夢を実現させる想いと技術」。長年培った技術と経験をお客様の夢を実現させるために使うなんで素敵だなと思う。近藤氏の作品を実際に手に取って間近にその素晴らしさを感じてほしい。

近藤氏の手にかかるとあなたの愛車やヘルメットが更に愛おしいものになり、人に自慢したくなるに違いない。私も次のヘルメットは白一色を買って近藤さんに塗ってもらおうっと(^^♪

 

【最後に】

今回もタロウモータース谷津代表のおかげさまで、素晴らしい取材ができた。魅力的な男には魅力的な仲間が集う。そしてお互いが相乗効果で更に強靭な仲間へと進化していく。

 

【Factory Kondoの作品一例】

Factory Kondo

代表 近藤成俊

〒352-0011 埼玉県新座市野火止6-8-14

TEL/FAX 048-481-8438

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